2008年11月4日火曜日

箸シンポジウム



箸シンポジウムのお知らせ
東京藝術大学藝術文化社会発信事業


お箸は世界の人口の三分の一が使用しています。単なる二本の棒ですが、そのたたずまいは美しく凛とした気品を備えています。昨年の11月11日に世界七カ国の代表が東京藝術大学に、本年の五月には韓国の原州に集い、意見交換をいたしました。今回、各国の代表による論文を東京藝術大学におきまして公開発表いたします。是非資料に目を通していただき、ご紹介を賜れば嬉しく存じます。


日時:2008年11月9日(日)
受付:9時30分
開場:10時~17時まで
場所:東京藝術大学美術学部
   中央棟第一講義室
内容:三ヶ国のお箸文化の特徴と今後を明らかにする  
   三ヶ国語に翻訳した論文集(無料配布)を元に母国語にて講演する
概要:一般公開 入場無料  定員180名(先着順)
主催:国際箸文化研究所
後援:全日本社会貢献団体機構
共催:東京藝術大学漆芸研究室、日本箸文化協会
協賛:台東区教育委員会、株式会社兵左衛門


開会挨拶 国際箸文化研究所理事長             浦谷 兵剛10時~10時15分
来賓挨拶 中国清華大学名誉教授               喬十光(5分)  
       東京藝術大学教授、美術館館長         増村 紀一郎(5分)
       三ヶ国語に通訳を行う
第一部  三国のお箸 歴史と特徴 10時30分~12時10分まで(100分)        
      中国  箸のデザインの美意識 中央美術学院教授   江 黎(30分)
      韓国 箸の歴史と美学 ソウル大学教授     徐 道植(30分)     
      日本 日本人の感性から見る箸の美学 東京藝術大学教授 三田村有純(30分)
      午前12時10分より午後13時20分時まで昼休み
第二部  お箸と文化        13時20分~15時まで(100分)
      中国 割箸、漆塗箸と人との関わり    清華大学副教授    周 剣石(25分)
      韓国 漆の薬用、食用    大邱大学教授      鄭 栄煥(25分)
      日本 日本人の食文化     東京藝術大学講師   林 宏  (25分)
      台湾 台湾にみる箸事情 台中教育大学教授   頼 作明(25分)
      10分間休み
第三部  箸の作法       15時20分~15時40分まで       
      日本 箸使いのマナー   日本箸文化協会代表 小倉朋子(20分)
国外からの来賓紹介、特別報告
 コーディネーター 東京藝術大学講師 小椋範彦 15時40分~16時30分まで
韓国 嶺南大学教授       鄭 容宙
      中国 中央美術学院講師    趙 ビン
      台湾 台湾芸術大学特認教授 黄 宝賢他
      16時30分 閉会の挨拶   17時閉会
2008国際箸文化講演会実行委員会  東京藝術大学漆芸研究室内 050-5525-2191
三田村有純、小椋範彦、林 宏、青木洋介、早崎小夜子 

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